節税は売上、仕入、製造に関することでも行うことができます。具体的には次のような方法です。
〇仕入の計上方法を、検品後にする
仕入の計上を行う際には、仕入を実際に行った日や検品を終了した日などで計上することができます。この計上日を仕入の検品を行った日にすることによって、その棚卸資産の繰り延べを行うことができます。しかし、仕入の日は必ず1つの方法で統一しなければならないため、注意が必要です。
〇仕入の割戻しを活用する
一気に多量の商品を仕入れることによって、割戻しを受けることがあります。この割戻金は総仕入の控除項目として計上することができるため、結果、仕入の単価が下がり、次いで期末棚卸資産の価格が下がることによって、収益の圧縮を行うことができます。
これらの方法以外にも節税の方法がございますが、法人の経営状況に応じた節税対策を行うことが大切です。まずは専門家である税理士にお問い合わせいただき、節税についてご相談ください。
売上・仕入・製造に関する節税
林会計事務所が提供する基礎知識
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